【成瀬功のフォトレッスン〜初級編②】構図は理屈。写真は膝で撮る!
皆さんこんにちは。成瀬です。
「成瀬功のフォトレッスン〜初級編②」としまして、前回のレッスンの補足的なお話をしてまいります。
個人的なお話から始めますが、この夏の終わり柄、夏最後の思い出に沖縄の離島、慶良間諸島の座間味に弟子とともに行ってきました。持参した機材はコンデジのみ。浜辺でもありますので潮風でカメラが傷んでしまう、というのもありましたが、今回は写真だけでなくバカンスを満喫するのも目的でした。
もちろん、弟子を連れていますから、写真の話もしました。そして、実践として前回紹介した「コンデジ乱れ打ち」のステップアップとして「構図」について講釈しながら写真を撮ってまいりました。
「写真 構図」と検索すれば、多くの方の構図についての講釈がヒットしますので、ひとつ一つはここでは解説しませんが、写真の構図というのは、センスでしか身につかない、と思っている方が多いようです。私の弟子もそうでした。ですが、実際には理屈でかなりの部分をマスターすることができるのです。
もっともわかりやすのが、被写体を中央に置いた「日の丸構図」ですね。これはフレームの中の被写体の周辺がシンプルな場合に有効です。周辺がごちゃごちゃしていると、何をメインの被写体にしたのかがわかりづらくなります。そのほか、3分割構図、9分割構図、24分割構図、対角線構図などなどいろいろあります。それぞれのメリットを理解して、頭に入れてしまえば、一通りの写真の撮り方は身についてしまいます。構図とは、理屈なのです。
構図については皆さんそれぞれでお勉強いただくとして、重要な点をひとつだけ取り上げます。それは、「写真は膝で撮る」というものです。なにが言いたいかといいますと、いくら構図を頭に叩き込んで写真を知ったつもりになっても、足が常に棒になって、目線の高さからしか撮れないと、結局は凡庸な写真がいくつもできてしまうだけなのです。
重要なのは、被写体に応じて適切な構図を選びつつ、必要に応じて膝を曲げて、カメラの高さを調節しながら撮る姿勢です。これはシンプルでありながら、できない人が結構多いのです。街で見かけるカメラマンの卵さんたちも、見ると足が棒になっていることがよくあります。
これが容易に克服できる方法が、三脚を使うことです。三脚を立てて撮影しようとする時、目線の高さまで揃えて三脚を構える人はいませんよね。自然と、低く撮ったり高く撮ったりと、高さを無意識にも調整するようになります。のちにも詳しくお話ししますが、三脚は非常に重要な機材です。いい写真を撮りたいと思ったら、三脚を持ち歩き、構える手間を惜しまないことです。それが面倒なら、まずは膝を使うクセを身につけることです。
今回ヘッダーに使っている写真は、座間味で撮ったほやほやの写真ですが、膝は完全に折りたたんで、低い位置から撮りました。それは、海がメインではありながらも、浜辺をうまく構図に取り入れようと思ったからです。こうして構図に膝を織り交ぜることで、その人らしい写真に近づくことができます。
ようやく暑さも和らいで秋風を感じられるようになったので、皆さんカメラを持って外へ出て、「膝で撮る」を是非実践してみてください。
それでは、また次回の機会まで。
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