バランスよくモチーフを描く方法

DRAWING ABILITY(画力)

デッサンが仕上がったぞ! あれ、用紙の余白のバランスがおかしいな…
こんな経験ありませんか?

どんなに丁寧に緻密に描かれたデッサンも、モチーフが用紙の右や左に寄っていたら格好悪いですよね。

デザインとしてあえて余白をアンバランスにとった作品もありますが、デッサンをする場合は、用紙の中央にモチーフの中央がくるように描くのが一般的です。デッサンを評価する際も、画面構成は大きな採点ポイントなんですよ。

せっかく描き上げたデッサンが、余白のバランスの悪さで台無し…なんてことにならないためにここでは用紙にバランスよくモチーフを描く方法をお伝えします。

その方法とはずばり “デッサンを始める際は用紙のどこに何を描くのかを決める”!
なんだそんなことか、と言う声が聞こえてきそうですが、これはとても大切なことなんですよ。そして絵を描き始めたばかりの方が省きがちな工程なんです。

絵を描き始めたばかりの方は、モチーフの細かな部分を描くことに夢中になりがち。描き始めから細部の観察に集中してしまうことが、画面構成に失敗する一つの大きな原因です。

まずはモチーフが用紙のどこに描かれるかを決める! 初心者の方ほど、この工程を大切にしていただきたいです。

具体的にどのような作業をするのかご説明しますね。

例えばリンゴのデッサンをするのなら、リンゴの中心を用紙のどこに描くのかを決めて、そこに薄く線を描きます
それからリンゴの底、ヘタの部分…と同じ要領で用紙のどこにモチーフのどの部分を描くのかを決めて用紙に線を描いていきましょう。

この線は”しるし”です。”しるし”を頼りに、リンゴの全体を描いていきます。後で消すことができるので、線ではなく点を描いても良いですよ。

画面のなかに対象をバランスよく描くために大切なことは、描く対象が用紙の中でどのように収まるのかをしっかりイメージしながら描くこと。

細かく描き込む前に、描く対象のポイントとなる部分を用紙にマークしておくことで、イメージからぶれずにデッサンを描きあげることができるのです。

最初にマークした”しるし”を手がかりに描いていけば、必ずきっちりと画面にモチーフがおさまります。描いたリンゴが用紙の中で右に転がっている…なんていう悲しい失敗はもうおきませんよ!

この方法で何枚もデッサンを仕上げていくと、モチーフと用紙を見た瞬間に用紙のどこに何を描くべきかがわかるようになります。それはつまり、画面を構成する力が身につくということ。
やって損はない、むしろやらないと損なこの方法、知らなかった方は試してみてくださいね。


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