プロとアマの区別ってどこ?

PHOTOGRAPH(写真)

こんにちは。

一社)日本アート教育振興会
の三尾(みお)です。

今日のお話は、

「プロとアマの区別ってどこ?」

というお話です。

どんなジャンルでも

プロとアマチュア

がありますよね。

そのことについて
今日は考えてみたいと思います。

このメルマガを読んでくださっている方は、
いろんな表現者の方がいらっしゃるのですが、

今日は、カメラマンを例に
お話させてもらいますね。

それがわかりやすいので。
ごめんなさい。

でもどのジャンルの方にも
考え方としてお役立ていただけるので

ぜひ最後まで
お読みいただけますと嬉しいです。

【編集後記へ】

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【編集後記】

「プロカメラマンになりたい!」

写真を勉強中の方の中には、
そう思っている方は多いです。

口には出さないけど、
いずれは、、、、

と夢を持っている方は
多いと思います。

とても素敵ですよね。

では、それを実現するために、、

ここで、、、立ち止まって

そもそも論を
考えてみたいと思います。

プロカメラマンとは
どういった人達なのでしょうか。

サッカーやテニスのように

ここからがプロ、
ここからがアマチュア

という目に見える
はっきりとした区切り

があるのでしょうか。

それは聞いたことがない。

あえていうなら、

プロカメラマンとは、
クライアントの依頼を受け、

そのクライアントのご要望に
応えられるような写真を撮れる人

そんな人を世間は
プロカメラマンと言うのではないでしょうか。

一方、
アマチュアはどうでしょうか。

自分の好きなもの、
趣味を撮っている。

だからクライアントからの依頼はまずない。

そういったイメージではないでしょうか。

では、

自分の好きなもの、
趣味を撮っている、

その人は、はたして

本当にアマチュアなのでしょうか。

もしも、その写真が、、、

その人にしか撮れないような
価値の高い写真になっているとしたら、、、、

または、
独特で作家性が素晴らしいとしたら、、、、

それを買ったり、
依頼する人がでてくることは

十分ありえる。

お金を頂けるところで線を引くなら、
この人たちもプロといえるのではないでしょうか。

もしかすると、

こういう人の事を写真家
と世間では呼んでいるのかもしれませんね。

または、
アーティストと呼んでいるのかもしれません。

そうとらえると、

「プロカメラマンになりたい!」

ということ事態にも意味がないような気もします。

穴の開いたドーナツの真ん中が食べたい
そういっているような。
(↑ちょっと例えが意味不明ですか?笑)

これって、

デザイナーとアーティストの違い
にも似ている気がします。

デザイナーは、

クライアントの要望を汲み
デザインに反映させて、報酬をもらう。

一方でアーティストは、

自分の信念や美意識を
作品として表現し、問いかけ、
それに共感した人に作品を買ってもらい
報酬を得る。

世間一般でいわれるプロカメラマンは
もしかすると、デザイナーに近いかもですね。

ただ、

あなたはデザイナーのことは、
プロデザイナーとはあまり言わないですよね。

でもカメラマンになると、、、
「プロカメラマン」とプロという言葉がくっつく・・・

これって、、、
あなたを惑わせてません?

お金をもらうのがプロと定義するなら、
もっと自由に活動したり、
もっと自由な方法でプロになってもいいわけで。

もっというと、

世間や業界がきっと思っているであろう
プロカメラマンと言われるような

商業カメラマンの世界は
すでに飽和状態。

素晴らしいスキル、経験、
感性を持っている人たちが

群雄割拠のごとく、
ひしめき合っています。

ということは、

そんな商業カメラマンの世界でさえ、

差別化、優位性を担保するためには、
作家性が必要になってきているといえますよね。

AIが今よりももっとでてくる近い未来には、

ロジックだけで出来上がったものは、
いくらでも自動で生成されるようになる。

そうすると、

写真を見る人たちは、
ロボットの作ったそれには

感動をしないでしょうから、
心が動かされない。

飽きてしまう。

商品の購買意欲だって、

いつものあれね、
あの自動生成された広告ね。。。

となるのではないでしょうか。

そうすると、

人は、誰かが人生をかけて撮った
作家性のあるものに惹かれるようになる。

その人の信念やメッセージが込められた写真に、
心を動かされ、

その作品や商品に対して
お金を払ってくれるようになる。

これは僕の個人的な意見ですが、
そう思うんですね。

そんな流れがくるのだとすれば、

自分の好きなもの、趣味を撮っている、
今、アマチュアといわれている人だって

チャンスはたくさんある。

むしろ、

アマチュアとプロの垣根は
どんどん低くなり、

アマチュアと呼ばれる人も、
いつのまにかプロと呼ばれるようになるかもしれない。

でも、その作家性をだすのに、

写真スキルは知っておくと、
アイデア、発想が繋がりやすくなります。

逆説的ですけど。。。

表現の方法が増え、
やりたい突飛な発想だって

実現しやすくなります。

アイデアは、既知のものの
組み合わせでしかないので。

せっかく写真が好きになったのだから、
プロになる方法は一つだと決めつけないでほしい。

既成概念にとらわれて方向を決めないでほしい。

過去は過去、未来は過去の繰り返しではない。

螺旋階段のように

上から見たら同じところに戻って来ているように見えるが、

横から見たら実は上に上がっていっている。

価値観を固定化しないでほしい。

それが今日のメルマガを書いた一番の理由です。
一番僕が言いたかったことです。

だからカメラマンを目指す人だけでなく、
画家、デザイナー、イラストレーター、
書家、音楽家、ダンサー、、、、

全ての表現者の方に
もう一度思い出してほしいです。

あなたには、
無限の可能性があることを・・・。

さあ、、、
あなたはどこを目指しますか。

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三尾洋介

1977年生まれ。飛騨高山出身。 大学では経営学を専攻し、卒業後は視野を広げるため多民族国家であるオーストラリアへ。 1年間過ごしたオーストラリアでは、様々...

プロフィール

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