カメラマンになるなら、もっと自由なスタイルでよくない?

PHOTOGRAPH(写真)

写真を一通り学んだあと、

先輩カメラマンがこの位の仕事をしているんだから、
自分はこのくらいかな、、、、

自分の先生がこの位の仕事をしているんだから、
自分はその下のこのくらいかな、、、

自分の師匠がこの位の仕事をしているんだから、
自分はその下のこのくらいかな、、、
と自分なりに自分のランクを決めて、
カメラマンを目指していませんか?

あなたがもしもそうだとしたら、
それはとてももったいない。
師匠がどうとか、
習った先生がどうとか、
先輩がどうとか、

そんな決めつけの考えはいったん忘れてみてください。

こういったものはほとんど自分の中で自分が勝手に決めつけていることが多い。

あなたはあなたです。
師匠でも、習った先生でも、先輩でもありません。

もっと自由なスタイルで、自由な発想でカメラマンになる事を考えてみてください。
なぜか。。。
それは、今までの常識や業界の慣習というものが

全く役に立たなくなることだってある時代が
目の前まで来ているからです。

もちろん、学んだ事、習ったこと、経験したことは無駄ではなく、
とても役に立ちます。

ここで言っているのは、

過去の習慣や業界の慣習、風習、偏見、固定概念にしばられないようにした方が
今後はカメラマンとして成功しやすい、

ということを提案しています。

たとえば、音楽業界が分かりやすいと思います。
私がこどものころはテープで音楽を聴いていました。

ですが、CDがでてきたことで、テープをきかなくなっていきました。

そうすると、

人々は、テープで音楽を聴かなくなるので、テープを買わなくなり、

かわってCDを買い、CDで音楽を聴くようになっていきました。
ここまでは良かった。

なぜなら、音楽業界で起っていることだから。
音楽業界で緩やかに変わってきたことだから。

でもこのあと、

IT企業という音楽業界とはぜんぜん関係のない

あなたもご存じの新参者のアップルがipodを発売し、
爆発的に売れ、私たちはCDを聴かなくなった。

私たちはCDをかわなくなったため、

音楽業界はCDの売り上げはがた落ち、
音楽業界は大打撃を受けた。

アップルがでてきたことで、

それまでの音楽業界を丸ごと変えてしまった。
音楽業界の常識では考えられない事がおこった。

音楽業界の人たちはきっと怒っただろうし、業界のルールを守ろうとした。
でも、業界のルールというのは、業界がただ暗黙の了解で作っただけのものが多く、

外から入ってきた黒船からしたら、「だから?」
で終わってしまいます。えーん

その後、こんどは、アップルミュージックやラインミュージック、spotyfyなど
音楽ストリーミングサービスの台頭で、音楽をスマホ、pcですきなときにすきなだけ簡単にきけるようになった。
出版業界をみても同じようなことが起こっています。
アマゾンがでてきたことで、紙の本がうれなくなってしまった。
こんなことがいたるところで起こっています。
これからは業界の垣根を超え、今以上に

いろんな業界の力関係や価値観がオセロのようにどんどんひっくり返っていくことが予想されます。

AIの登場で、過去の常識がどんどん崩れていきます。

小さな世界、限られた業界で、あの人がライバルだ、あの会社がライバルだ、
とおもってそこばかりみていると、

明後日の方向から、全く新しい発想でライバルどころか、
業界全部をひっくり返す人たちがやってきます。

その人たちは、今までの業界のひとたちからすると、悪者に見えるかもしれませんが、

もっと俯瞰でみてみると、決して悪者なのではありません。
人類を進化させたり、業界の固まってしまった慣習をぶちやぶる事が多い。

そのとき、その新参者は英雄になります。

そしてそれが新しいその業界のスタンダードになっていきます。

スマホをだれもが持っていることが当たり前になっているように。
そんな構図が今後は
あちこちの分野でより活発化することが、予想されるのは目に見えています。
それは、写真業界だって同じこと。

突然、今の状況が全く予想もつかない形にひっくり返ることはありえます。
師匠や先生から写真の技を色々と教えていただくことは、必要だし、需要なこと。
もちろんそれに感謝しながら、尊重することはとても大切なこと。

でもそれをただ鵜のみにしすぎて、思考停止になると、
それはそれで危ない。

それはそれとして、学びのひとつ、意見のひとつとして
ありがたく自分の中にインプットさせていただき、

スタンスとしては、「価値観を固定化しない」ことがとても大切だと思います。

そして、自分は自分なりの道を自由に進むことが大切だと思います。

師匠や先生、他人に何を言われても、自分が信じていたり、
やりたいと思う方向にすすむのが一番幸せだし、
これからの生き方として合理的だともいえると思います。
たとえば、

まだ自分が初心者だったとしても、世界にでて活躍することを目標に動いたってOK!
むしろその位のほうがこれからは良いと思います。

日本でカメラマンとして活躍するための枠が
昔からの先輩カメラマンがひしめきあっていて入れないなら、
初心者の段階で海外のメディアを攻めたっていい。

日本が昔からの先輩カメラマンで入れないなら、
アーティスティックな写真にみがきをかけ、SNSで発信していくことで
世界の誰かの目にとまり、そこから成功への道がひらけることだってありえる。
今の時代は、どの分野でも
昔の慣習に関係なく、アウトプットしたもので全てがガラリとひっくり返る時代。

限られた枠を奪い合うのではなく、

もっと外も出よう。!!

もっと広い視野でカメラマンの活躍の場所がないかみてみよう。!!

もっと固定概念を壊そう。!!
そのためには、いろいろなカメラマンに合うことや、
いろいろな経験をしている人とあうこと、
いろいろなところにいくこと、

などが重要になってきます。
あなたはどんなカメラマンになりますか?

三尾洋介

1977年生まれ、飛騨高山出身。一般社団法人日本アート教育振興会代表。 人々が自由になるための学習環境デザイン、研究をしている。 また、アート・文化と感情を...

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