写真は、まず「イメージとアイデア」

PHOTOGRAPH(写真)

プラクティカルフォト認定講座(http://home.artphoto-lesson.com/)監修・新宿校講師の宮木和佳子です。

今回は、「イメージとアイデア」のお話です。

言葉や悩みが変わる・・・

私が監修のプラクティカルフォト認定講座の初級に位置づけられる「2級」、
これはまずカメラに慣れるための実践の時間が非常に多いです。

2級を受けながらも、自分なりに「作品」を撮ってきて頂くのですが、

「これ、もう少し明るいほうがいいでしょうか?」
「これってこういう撮り方で合っていますか?」

というような言葉や質問が多いです。

それが「上級編」にあたる「1級」が終わる頃、修了制作をどんどん作成する時期になると、

「ここのディテールをもっと出したかったんですけど・・」
「本当はここに車が止まっていて、なかなかとれなくて、1時間待ちました」
「少し暗めなんですけど、自分としてはこれでいいかな、と思うんですがどう思いますか?」

という言葉に変わってきます。

違いがわかったでしょうか? 

最初の初級の頃の言葉は、自分のイメージがあまりないですよね。
写真ってこう撮ったら正解ですか? みたいなクイズのような質問がほとんどです。

もちろん、写真を学び始めたばかりなので、知らないこともたくさんありますし、
何より「表現」ということに慣れないのでこういった質問になってしまうのです。

それに比べ、本講座の最終時期の生徒さんの言葉は、まず自分のイメージがしっかりありますね。
そのイメージをしっかり写真で表現できたかどうか、となるとそれはまた違うお話ですが、
しっかりと目線が「表現」に変わっていることがわかります。

大事なのはイメージとアイデア

作品を作る上で、私はよく「撮影で大事なのはイメージとアイデアです」と生徒さんに話します。

一般的には「テクニック」や「技術」が大事だと思われがちですが、
実は「イメージとアイデア」のほうがもっと大事です。

イメージは「こんな感じに撮れたらいいなぁ」というものです。
アイデアは「撮りたいイメージをどう表現したら、より伝わるんだろうか?」という想像です。

例えば「少し切ない感じにしたい!」というイメージがあるとき。。。

燃えるような夕日と空があったら、きっと切ないだろうな。
ちょうどカップルがシルエットで歩いていたら、そこにストーリーも出てくるな……。
じゃあ、わかりやすいように女性はワンピースがいいかな。
人物は、小さくてよくみるとわかるくらいでいいか。
やっぱり綺麗な夕焼けの空が一面にあるとインパクトあるし……。

というように想像しながらアイデアを出せるといいですね。

漫画で例えれば、ボクシングの試合で戦うシーンを、迫力を出して書こうとすると、
通常のパースよりも、遠近感があったほうがいいかな、と考えます。
拳が手前に大きく書いてあって、体が小さいとその拳が迫ってくるようですよね。

こっちのほうがインパクトがある! よりよく見せられる! 
と思いつくことができるかどうかがまず最初の一歩なのです。

その思いついたアイデアを表現するために必要なのが「テクニック」や「知識」です。
この流れをカメラに置き換えると、「広角レンズなら遠近感が出やすいので、画角は広角」とまず決まります。

広角にすると多くの背景が入ってくるので、写してもいい場所を選んで余計なものが写っていないか気にします。
そしてモデルさんに頼んで、拳をレンズ前につきだしてもらうとかなりパースがつきます。
どこまでピントを合わせるかによって露出も変わります。

アイデアが実は非常に大事で、自分で思いつけばいいのですが、なかなか引き出しは多くありません。
そんな時は、例に出したように、漫画を参考にすることもあります。
映画や舞台でも構いません。写真ではない手法で表現しているものの中にたくさんヒントがあります。

テクニックや技術があっても、自分の中に“それを使って表現する何か”がなければ、
それはテクニックを披露するだけの写真でしかありません。

まずはイメージ。それを膨らませるアイデア。そして写真にするためのテクニック。
もしもあなたがこの順番を考えたことが無かったとしたら、次撮るときは是非ためしてみてくださいね。
きっと今までとちがったアプローチで写真が撮れ、楽しいと思いますよ。

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宮木和佳子

プロカメラマン・プラクティカルフォト認定講座監修者 <Profile> 1980年1月10日生まれ、福岡県北九州市出身、日本大学芸術学部写真学科卒業。 学生...

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