デッサンの要は観察力
テーブルの上にモチーフを並べて、イスに座って、さあデッサンを始めよう!
そう意気揚々と描き始めたものの、描いているうちに違和感を感じ始める。
「やっぱり違う角度から描けばよかったなあ」
…そんな経験ありませんか?
同じモチーフでも、どの視点からそれを描くのかでデッサンの仕上がりは変わります。デッサン会に参加したことがある方でしたら、ひとつのモチーフを描いても描く人の位置によってデッサンの雰囲気が変わることをご存知でしょう。
また、デッサンを描くということはモチーフを長い時間見続けるということですから、モチーフに良さを感じていないと楽しみながら描くことができません。
描く対象に違和感を感じてしまうと、描くことに対するモチベーションも下がってしまいますよね。
だからデッサンを始める前に、モチーフに魅力を見出して、それをどの場所から描くのかをじっくりと考える必要があるのです。
考えるといっても、同じところからジッとモチーフを観察しても見える光景は同じです。
モチーフを並べたら、イスに座る前に、モチーフの周りを歩いてみてください。
近寄ってみたり、遠ざかってみたり、上から見てみたり、下から見てみたり。
できるだけたくさんの視点から、モチーフを観察しましょう。
すると、モチーフをセッティングしている時には気がつかなかったものが見えてくるはずです。
りんごの虫食いの穴、布のたわみ、ビンについたキズ…
それらはモチーフの持つ個性であり魅力です。その中からあなたも最も惹かれる部分を探してください。
そしてそれが最も素敵に見える角度にイスやイーゼルをセッティングして、デッサンを描き始めましょう。
好きなものや興味のあるものだったら、最後まで飽きることなく描き続けることができますよね。さらに愛情を持って描きますから、仕上がりも自然と良くなります。
また、モチーフをじっくり観察することで観察力も向上します。
デッサンの要は観察力です。観察力を養うことでデッサンの技術も上達しますよ。デッサンの技術だけでなく、他技法の絵画に取り組む際にもこの力は必ず役立つでしょう。
ただ何となく描き始めるのではなく、デッサンを始める前にモチーフを様々な視点から観察して、そのモチーフの何を描きたいのかを決める。そして、その描きたいものが良く見える角度から描く。
ぜひ、次回からこれを意識してデッサンをしてください。
これを実践すると、デッサンは描く対象とのひとつのコミュニケーションであることを感じることでしょう。そしてきっと今まで以上にデッサンを楽しめるようになりますよ!
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